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大きくは変えられないけど、入口付近を少しハロウィン風味にしてみました。
それと漸く一つUP。

今回は九龍妖魔學園紀:取手x主人公
ハルカ零凰 『MAPLE KISS』

冒頭にスペインの首相の言葉があるものの、舞台はスペインではありません。
良い言葉だったので、Wikipediaから引っ張りました。

甘めに仕上がったんじゃないかと思います。たぶん。

以上、更新のお知らせでした。


あ、名乗って無かったけどハルカ零凰です。どうも。
お知らせ業務は終わったから、此処からは気を抜いた口調で。

今回の話を書くにあたり、同性間の結婚について色々調べた。

割と認める所が増えてきてはいるようだけれど、宗教の問題が絡むからそう簡単にはいかないらしく。
結婚を認めている国の国籍を持っていない(つまり外国人扱い)となると、現時点ではカナダでしか結婚は出来ないと判明。

それで観光サイトや、旅行した人・現地に住んでいる人のブログを色々と読み漁っていた時に、カナダで挙式された同性愛者(ビアン)の方のブログを発見。いろんな意味で興味深かった。

BLとは少し話がずれるけど。

このサイトをやってるくらいだから当然BLネタは大丈夫だし、三次元はちょっと…とかBL以外は無理とか、そんな事はごちゃごちゃ言わない。
BL・NLしか書けないけどゲイもバイもビアンも何次元でもAll OK。
寧ろWelcome!

でもビアンの世界に接した事は殆ど無いから、その方面の作品とかの感想や何気ない日常が載っているブログは面白くて、調べ事とは関係無い記事まで読んだ。
思えば、同性愛者を自覚している人のブログを読んだのは初めてで、いろんな意味で勉強になった。

その人は十年付き合った記念としてカナダで挙式。
それにまつわるエピソードの中で一番ほのぼのしたのが、カミングアウト済みの上司(男)にウェディングドレスをプレゼントされて、そのプレゼントには上司の奥さんも賛成だった事。理解ある夫婦っていいね。
それと、教会の神父を始め、その場の全ての人々が、当り前のように笑顔で「おめでとう」を言っていたという事。

結婚そのものが大事だとは思わない。誰に認めて貰えなくても大した問題じゃない。
そう思ってたけど、少し見方が変わったかな。

異性間の結婚は、面倒な人間関係から義理や義務で呼んだり呼ばれたりする人がいる。
参加者の何人が本気で「おめでとう」を言うだろう。何人の人に本気で「有難う」を言うだろう。

でも同性間は日本では結婚出来ないし、例えば会社の上司やら親戚やら全員にカミングアウト出来るものでもないから、海外の挙式にも日本の披露宴にも、本当に理解して祝う人しか参加しない。


パートナーが病気になった時、医者は家族にしか病状を伝えなかったりする。実際、検査を受けた本人とその家族が同席を望んでも、認められない事もあるそうで。
唯一のパートナーの検査結果を聞けず、部屋の外で待つ気持ち。検査結果を唯一のパートナーと一緒に聞けない気持ち。
どちらも不安で辛いだろうと思う。


一緒に暮らしていても、何かあった時に立ち会えなかったり、情報を貰えなかったり。
年をとって何時かこの世を去る時、同じお墓に入れなかったり。
何時までも同性と同居し続ける事への周囲の目を気にしたり、結婚出来無い事が理由で別れて異性と結婚するカップルも多いのだとか。

日本では養子縁組が出来るとは言え、法的に認められていないというのは、そういう事なんだと思った

ハルカ零凰に結婚願望は皆無。結婚は欲で出来た足枷、ブーケの花言葉は「墓場への道連れ」以外に無い。
世間体や結婚そのものではなく、当人達の気持ちが一番の問題だと今も思う。

でも愛し合う人達がこれを望む気持ちが、少し理解出来た気がする。病院で大事な人の怪我や病気の結果を聞く時は、傍に居たいだろうな。


そんな事を考えながら書いた。伝えるつもりでは書いてないけど(笑)

鎌治達が貰った結婚証明書はカナダ以外では無効。
でも二人にとっては、過ごした時間と想いの大切な記念であり、始まりであり、未来への約束。
……に、なったんじゃないかと。

まだまだ勉強不足な感情も知識も沢山あるけど、異性も同性も関係なく祝福出来る自分でありたいと思いつつ、今回はこれで。
では。


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