ハルカ零凰のブログ小話、無事完結です。
悩ませたくて書き始めたのに、だからこそのリーマンだったのに、結局悩まないまま終わった様な・・・・・・。さっくりまとまってしまった。
・・・・・・おかしい・・・・・・。
自分の中で、オネェ言葉の人イコール達観してて悩まない、若しくは悩んでも表に出さない、というイメージが強いんですよ。そんなキャラを出したのが原因かもしれない、なんて責任転嫁してみる。
いずれ、リーマン歳の差で再チャレンジします。シリアスに悩んでみます。
因みにラーメン屋の『遼来々(リョウライライ)』、有名なので分かる人には分かると思いますが、由来は勿論、張遼(チョウリョウ)です。某漫画家が縮めた『遼来々』の方が全国的に広まったけど、本当の言葉は『遼来遼来』。
張遼は三国時代、何人かの主を転々とした後、三国に属さず独立勢力を保っていた呂布(リョフ)に仕えました。呂布が曹操(ソウソウ)に敗北した際、呂布と共に捕らえられますが、その武を気に入っていた人材マニア曹操にヘッドハントされます。当時30歳。以後、曹操が治める魏で生きた人。
その武勇は広く知れ渡り、遠く敵国で泣きやまない子供も『泣いていると張遼が来るぞ(遼来遼来)』と脅されれば泣きやむ、と言われた程の武人。
いぶし銀の様な渋さが魅力の、冷静かつ大胆な武将です。
三國無双の呂布をラーメン屋の店主にしたら、きっと商売にならない。誰より力強く孤高な呂布なら、カリスマ性で客は入りそうだけど、接客は・・・・・・。
傲慢なほど俺様で、横暴なほど気分屋で、可憐で優しい妻の貂蝉(チョウセン)にはメロリンで。毎日店を開けるなんて、朝早くから夜遅くまで働くなんて、無理無理。
だから店長は張遼。仕込みだけ担当が呂布とか。和み系店員は陳宮(チンキュウ/軍師)、ガテン系店員が高順(コウジュン/武将)、看板娘が貂蝉とか。
そして貂蝉に色目を使った(と勘違いされた)男はことごとく呂布に消される。
そんな妄想しながら『遼来々』の名前を出してました。
ラーメン→中国→跳ねた髭→張遼→店名決定という単純な連想ひとつ見ても、肩の力抜いて書いてた感が漂ってますが。
このアッサリ感返上の為、番外編とかでもうちょっとこの二人を書ければと思います。
では。
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